医学部学士編入攻略のすすめ

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【生命科学】医学部学士編入試験で読んだ参考書とレビュー

この記事内で登場する参考書は私が実際に購入したもの、もしくは図書館で借りて読んだものになります。

 

特に予備校に通っている方は必ずしも購入する必要は無いので、この記事は勉強の際の息抜きに読み物として読んでいただけると幸いです。

 

また、基本的に勉強に使うものは手を広げすぎてはいけないと思っていますので、購入する際はあくまで副教材として参考にする程度にしておくと良いと思います。

 

おすすめ度を5段階で評価しておきますので参考にしてください!

参考にした教科書

 分子生物学

Essential細胞生物学【★★★☆☆】

まずは定番のEssential細胞生物学です。私が持っているのは学部時代に購入したものなので第3版になっています。

分子生物学、細胞生物学の基本的な知識を網羅的に扱っている教科書であり、おそらく編入試験で出題されるような生命科学的な問題にはほとんど対応できると思います。

滋賀医科大学名古屋大学では、過去にこの教科書からの引用で出題された問題がいくつかありますね。

詳しさに関しては文句なしですが、和訳が不自然なせいか読んでいると日本語を理解するために相当の時間を使ってしまっていました。

購入するなら後述する「細胞の分子生物学」をオススメします。

 

Essential細胞生物学原書第4版 [ ブルース・アルバーツ ]

価格:8,640円
(2019/9/15 13:54時点)

細胞の分子生物学【★★★★☆】

同じく定番の分子生物学の教科書です。Essential細胞生物学よりも詳しく、1度購入しておけば入学してから研究室に入る際などでも大いに役に立つと思います。

私は学部時代に研究室に所属していた際に先生にオススメされて購入しました。Essential細胞生物学を買う前に知りたかったです。

また英語版のほうが値段も安く、新しい内容が簡単な英語で書かれているため余裕がある人は読んでみるといいと思います。日本語版はEssential細胞生物学と同様和訳があやしいです。

 

細胞の分子生物学第6版 [ ブルース・アルバーツ ]

価格:24,084円
(2019/9/15 13:55時点)

生化学編

シンプル生化学【★★★☆☆】

予備校の某講師もオススメしている教科書。私は学部時代国家試験対策に購入しました。内容は良くも悪くもシンプルで、これを使って勉強するというよりは、これを見ればどこを勉強したら良いかが分かる、というような教科書でした。

値段が安く薄いため通読できるのもメリットですね。

代謝の一連の流れを整理するために使用しました。

 

シンプル生化学改訂第6版 [ 野口正人 ]

価格:3,132円
(2019/9/15 13:55時点)

イラストレイテッド生化学【★★★★☆】

有名な生化学の教科書ですね。内容も充実していて個人的にはかゆいところに手が届く教科書だったと思います。

かなり分厚いのでシンプル生化学とは異なり通読するのではなく、ピンポイントで調べ物をしたい時に使うと良いと思います。

こちらも図がフルカラーでとても見やすかったです。

 

イラストレイテッド生化学 (リッピンコットシリーズ) [ Denise R. Ferrier ]

価格:8,424円
(2019/9/15 13:56時点)

生理学編

シンプル生理学【★★★☆☆】

こちらもシンプル生化学同様とてもシンプルであり「何を勉強したらいいのか」ということが書いてある教科書でした。シンプルすぎてしっかりと理解しようと思うと不十分ですが、ざっと生理学の全体像を掴むのには良いかもしれません。

編入試験ではそこまで深く出題されることは少ないので、生理学がよく出る大学を受験するなどの場合に購入してみても良いかもしれませんね。

 

シンプル生理学改訂第7版 [ 貴邑富久子 ]

価格:3,240円
(2019/9/15 13:56時点)

標準生理学【★★★★☆】

これは学部時代に購入しました。どんな病気を診断するにしても異常を理解するためには正常を理解していなくては始まらないのでしっかり生理学を勉強したい人にはおすすめです。

ただとても分厚いので当然ですが通読には全く向きません。なにかピンポイントで調べたいことがある場合にはとても便利です。

骨芽細胞と破骨細胞の相互作用のような編入試験でも出題されそうなことは殆ど載っています。

 

標準生理学 第9版 [ 本間 研一 ]

価格:12,960円
(2019/9/15 13:57時点)

薬理学編

標準薬理学【★☆☆☆☆】

これも学部時代に購入した教科書ですが、正直学士編入試験には全く必要ありません。

過去に鹿児島大学などでアドレナリン反転が出題されていましたが、もう少し簡単な薬理学の教科書があると良いと思います。

また、今年は腎臓の対向流系についても出題されましたが、リード文を読めば誰でも解ける問題だったのでやはりわざわざ薬理を学ぶ必要はないと思います。

 

標準薬理学第7版 (Standard textbook) [ 飯野正光 ]

価格:7,020円
(2019/9/15 13:58時点)

免疫学編

マンガでわかる免疫学【★★★★★】

免疫学の理解しづらさの原因としてアウトラインがつかみにくいということがあると思いますが、ストーリー仕立てで外観を理解することができるので、初めて免疫学を学ぶ時にざっと読むと良いかもしれません。

詳しくは別で学ぶ必要があると思いますが、数時間で読めると思います。

免疫学の入り口にはおすすめです。

 

マンガでわかる免疫学/河本宏/しおざき忍/ビーコムプラス【1000円以上送料無料】

価格:2,376円
(2019/9/15 13:58時点)

高校生物編

チャート式生物【★★★★★】

編入試験では高校生物の理解は必須となっていますが、チャート式はとてもよく整理されておりかなり高度な内容まで言及されているので皆さんにオススメしたいです。

この値段でこのクオリティですから大学受験の参考書は素晴らしいですね。進化や遺伝の仕組みなどは編入試験でも出題されますので理解しておきたいところです。

 

チャート式シリーズ新生物新課程

価格:2,570円
(2019/9/15 13:59時点)

フォトサイエンス生物図録【★★★★★】

こちらも同様に高校生物の資料集です。よく見るとRNAiやがん遺伝子、X染色体不活性化などかなり高度な内容まで掲載されています。ゲノムの複製や遺伝子発現など重要なことについてもわかりやすい図でまとめられていて、高校生物を理解する上ではとても役に立つと思います。

生命科学を理解する上でも何度も参照しました。

 

フォトサイエンス生物図録3訂版 [ 数研出版編集部 ]

価格:1,220円
(2019/9/15 13:59時点)

まとめ

ざっと挙げるとこんな感じでしょうか。他にも参照した参考書がいくつかありますので、また更新したいと思います。

いずれにしても、勉強の軸をしっかりと定めて副教材として使用していただければいいと思うので、本屋などによる際は手にとってみてください。

 

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数回分の旅費はポイントでまかなえましたのでおすすめです。

 

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