医学部学士編入攻略のすすめ

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TOEFL?TOEIC?どっちを受けたら良いのか。コスパ最強はTOEICです。

学士編入試験では、出願の際にTOEICなどのスコアを提出する必要のある大学がいくつかあります。

 

また、大阪大学が2022年度入学の試験からTOEIC等の英語の外部試験導入を始めます。この流れは今後も続くと考えられており、ますますスコアを求められる大学は増えてくると予想されます。

 

そして、同じく利用できる外部試験としてTOEFL iBT(以降TOEFL)がありますが、これらの試験は全く内容が異なります。

 

今回は私が実際にTOEICTOEFLを受験してみて思ったことを書いていきたいと思います。

 

 TOEICTOEFLを必要とする大学

まず初めに英語の外部試験を必要とする大学を見てみましょう。 

 <表を縦にスクロールしてみてください>

  大学名(2019年9月現在)
TOEFL 東京医科歯科(80)、岡山(60)、弘前、金沢
TOEIC 香川(600)、新潟、島根(600)
どちらか 旭川、富山、北海道(TOEFL71orTOEIC680)、大阪

注:( )内は足切り点、赤字は英語の筆記試験を行わずスコアを点数にする大学

 

これを見てもらえば分かる通り、スコアを必要とする大学はなんと11大学もあるのです。しかもそのうち6大学は英語の筆記試験を実施せずそのままスコアが英語の成績として反映されます。

 

つまりその6大学に関しては本番一発勝負ではなく、事実上なんども英語の試験を受験することが出来るのです。

 

これは受験しないわけにはいかないですね。

 

TOEICTOEFLどっちを受ければ良いのか

ではどちらを受ければ良いのでしょうか?

結論から言えば両方です。

ただし、岡山大学東京医科歯科大学を受験する予定のない人は、TOEFLはとりあえず受験しておくだけでもいいと思います。

以下でその理由を説明します。

TOEFL受験校について

まずはじめにTOEFLのスコアが必要な大学について説明します。

表を見てもらえると分かると思いますが、東京医科歯科大学岡山大学には足切り点が設けられているので、受験を考えている人は必ずそのそのスコアを取る必要があります。

一方で大切なのは残りの2校です。

金沢大学

まず金沢大学ですが、過去には60点を足切りラインとして設定していましたが現在はスコアさえあればOKとなっています。

 

そのため、受験だけしておけば出願は可能となるわけですね。しかも筆記試験は純粋な生命科学のみですので、生命科学に自信はあるけど英語は苦手という人にとってはかなりチャンスになると思います。

 

しかし、過去に足切りラインを設けていたことを考えると、もしかするとある程度スコアを取っておく必要があるかもしれません。

 

弘前大学

次に弘前大学ですが、弘前大学ではなんと過去に20点台で合格した人がいらっしゃるようです。理科(+数学)に関しては学士編入試験の中でも基本的な問題が多く一般受験レベルだとも言われています。

 

つまり受験さえしておけば取れるようなスコアでも、合否には影響しないということです。合格者も20名と編入試験の中でも最大であり、受験できればチャンスなのは間違いないと思います。

 

まとめると

  • とりあえず2校は出願大学が増える。
  • いずれも後半校でありかなり狙い目。
  • 特に弘前大学は合格者が20名もいる。

となっています。TOEFLは一回の受験料が高額でためらう人も多いと思いますが、少なくとも後半の2校を受験できることは合格の可能性をかなり上げることが出来ると思いますのでぜひ検討してみてください。

TOEIC受験校について

 続いてTOEIC受験校に関してです。

まず島根大学香川大学には600点の足切り点があるので、この大学を受験する予定の人はかならずスコアを取りましょう。

TOEIC受験校に関して特に注意しなくてはならないのは、香川大学新潟大学です。

香川大学

まず香川大学ですが、TOEICのスコアが150点に圧縮されます。これは筆記試験の1/3に相当します。

 

つまり筆記試験の1/3は出願の時点で点数が決まってしまっているということですね逆に考えれば筆記試験の点数のうち1/3は何度も受験できるチャンスが有るというわけです。

 

TOEICのスコアを持っていればどれだけスタートの時点でアドバンテージがあるか分かるかと思います。

新潟大学

次に新潟大学ですが、新潟大学ではTOEICの点数を1/10に圧縮して点数として換算すると言われています。筆記試験のうち1/5程度はTOEICでカバーできるならば、香川大学と同様にスタート時点でアドバンテージを得ることが出来ます。

 

いずれの大学を受ける場合であってもスコアが取れれば有利になることは間違いないと思います。出願には必須なので最低点を超えることを目標にしてもいいとは思いますが、スコアが取れそうな人には是非挑戦してほしいと思います。

 

どちらか一方の場合

この場合は間違いなくTOEICを受験して点数を獲得することをオススメします。

まず一回の受験料が全く違います。

 

 <表を縦にスクロールしてみてください>

  TOEIC TOEFL
受験料 5,725円 235$
(約25,000円)

 

どうでしょうか。

TOEFL一回分の受験料でTOEIC約五回分の受験料に相当します。ハイスコアを狙う以上一回でも多く受験したいところですので、受験料は当然安いほうが良いに決まっています。

 

また、難易度も全く異なります。

 

ここで北海道大学足切り点を見ていただきたいのですが、北海道大学はTOEFL71点、TOEIC680点を設定しています。

受験したことのある人ならば同じように考える方もいるのではないかと思うのですが、おそらくTOEFLで71点を取るのはTOEICで680点を取るよりも遥かに難しいと思います。

 

特に北海道大学は英語の筆記試験を行っておらず、提出するスコアが高ければ高いほど有利なのは明らかです。ハイスコアを狙うとなるとどうしても複数回の受験が必要になってきますので、そのようなことを総合して考えるとTOEFLよりも圧倒的にTOEICのほうがコスパがいいことが分かるかと思います。

 

まとめ

これらのことをまとめると以下のようになります。

まずすべての人に共通してオススメしたいのは、

TOEICは何度も受験してハイスコアを狙い、TOEFLは最低でも1度は受験するということです。これだけで、最低でも6校は受験可能校が増えます。さらに、TOEICで点数が取れれば9校に増えます。

 

そして東京医科歯科大学岡山大学を検討している人はスコアを更新できそうであれば、TOEFLのスコアを稼ぐことに挑戦してほしいと思います。

 

いずれにしても、これらの試験は受験からスコア到着までかなりの時間がかかってしまうため、自分の志望校を考える時点で予定をしっかり組んで準備をすることをオススメします!

 

特に社会人の方はTOEICに割ける時間は限られていると思うので、空き時間を有効活用するためにもスタディサプリ ENGLISH TOEIC対策コースなどの無料期間を使ってみることをオススメします。

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